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【あ~ち心語録】自分を生きている人はどれほどいるのか

生きる

多くの方に出会う中で、自分以外の人の人生を生きている人がどれだけ多いことかと思う。

子どもが・・・。両親が・・・。妻が・・・。主人が・・・。上司が・・・。取引先が・・・。

また役割に振り回されて生きている人もいることに気付く。

経営者として・・・。管理職として・・・。親として・・・。子どもとして・・・。

【人の人生を生き続けると起こること】

人の人生を生きるということは、自分を押し殺していることである。

人の人生を生きるということは、相手を尊重し生きているように見えるがそうではないことに気づく必要がある。

人の人生を生きるということは、自分を尊重していないことである。

自分を尊重していないものは、人を尊重することはできない。

自分を押し殺して生きると自分という存在が必要なのか、どのような存在なのかわからなくなる。

そして生きている意味があるのかわからなくなる。

【人の人生を生きることを選択する理由】

その根本は恐怖心

その関係性は共依存

嫌われたくない。悪い人と思われたくない。冷たい人と思われたくない。わからずやと思われたくない。

好かれたい。良い人と思われたい。あたたかい人と思われたい。ものわかりが良い人と思われたい。

そして愛されたい。

自分という体に自分以外の人だろうと思われるものを入れて生きているとするならば、そしてそのような人が多くいるとするならば、その人たちの誰もが自分でもない、その人でもない人間として生きていることになる。

そして疲れ果てていく。

【自分という器にだけ責任をもって生きることから豊かな世界は始まる】

私たちは自分のことすらできていないのに、人のことに首をつっこむことが多々ある。

人のことは気になるもので、人である外ばかりみているので、自分をみることがおろそかになる。

自分は何を考えているのか?自分は何を感じているのか?自分は何を見ているのか?自分は何を聞いているのか?自分は何を大切に生きているのか?

誰もが自分に焦点をあて、自分を考え始め、自分を大切にし始めた途端、表裏一体であるように自分に出来た分だけ、相手に焦点をあて、相手のことを思いやり始め、相手を大切にし始める。

誰もが自分を生きるということさえしたならば、一人ひとりが自分を尊重したならば、世界は愛で満たされることになります。

どうぞ自分を生きてください。大切な自分を生きてください。

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