【相手は自分と同じだと思ってしまう!?】
人と接していると
「あーどうしてもっと自分が言いたいことを話さないんだ」とか
「話さないということは我慢しているのではないか」とか考えてしまうことがあったり、
「ペラペラ話しているけど本心なのかな」とか
「もう少し考えてから話したらいいのに」と考える人もいると思います。
最初の方を考える人は皮膚より外へエネルギーを出す人なので、話すことで自分を出していきます。
一方後の方を考える人は皮膚より内にエネルギーを出す人なので、自分の内で内省してから話します。ということは話し始めるまでに時間の差ができる訳です。
しかし自分が楽な方が相手にとっても楽だと考えることで、相手が楽でいてくれたらという思いやりが裏目にでてしまうことがあります。
【違いを知ること】
最初の方は性格検査でいうところの「外向」で後の方は「内向」というものになります。※ 日本語で使う「外向」「内向」とは意味が違います。
「外向」の人は外向だけでなく「内向」の部分も持っています。ちょうど利き手があるように心にも利き手があって、最初の方は「外向」が利き手で「内向」はあまり使ってない手の方になります。
これらの違いを知ることはとっても大切なことで、違うということは接し方も違うということなのです。
【違いを知らないと思いやりも押し付けに変わる】
外向の人が内向の人に「思っていること話してみたら?」「なんでもいいから」「とにかく言ってみたら!」と立て続けに良かれと思って質問します。
内向の人は内省したいので、次々に質問がくると最初の質問が考えられないようになります。そしてとにかく話すように言われるので、まとまってないのに話し始めると「それは違うんじゃないかな」なんて言われ始めるとどんどん辛くなってきて、結果的に話さないほうがマシだと思い始めたりします。
そうすると外向の人は更に話さない相手に不安になり、質問をしていきます。とても残念なことです。思いやりが押し付けになるのですから。
この関わる相手が上司と部下だったり、親と子どもだったりすると、上司や親は自分と違う反応をする人を見ると不安になるので部下や子どもに意見し、自分と同じ反応の仕方をさせようとし始めます。するとどんどん相手は辛くなり、関わりを良くしたいと思えば思うほどかけ離れていくことになります。
【効果的な関わり方は?】
ここで大切なことは違いを知ることです。 そしてその違いを尊重することです。 そしてその関わり方を知ることです。
持って生まれた性格がどのようなものであるのかを知ることは大切なことです。
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