「言ってあげたかったんだけど言わなかったんですよね」
「もうここまで(首のところまで)出かかったんだけど止めたんです」
「言おうかどうしようか迷ったんで言わなかったんです」
言うも言わずもそれぞれに意図があるのでそれでよければいいのですが・・・。
【どうして出し惜しむのか?】
● 相手が傷つくと思って言わなかった。
● 言っていいものかどうか迷った。
いずれにしてもこの根底にあるのは恐怖心です。
相手が傷つくと思っているのは、相手に受け止める力がないと思っているということ。相手のことを本当に思っているのであれば伝え方を考え伝えることが大切です。
言っていいものか迷うということは、一瞬でもよぎった自分の考えや感じたことを信じていない=力がないと思っているということ。
自分を信頼できないため、当然 相手に伝えることもできないです。
【伝えてみること】
私たちは皆んな考えていること、そして意味づけが違います。
言ったところで自分が思っていることとして伝わっているかどうかもわかりません。
ということは伝えなければもっとわからないということです。
言わずに悔いを残すことがあります。
一瞬でも直感で言ってみようと思ったのなら言ってみることです。
直感で動いた場合と、「いやいやこれはよく考えると・・・」とこねくり回して言わないという行動を起こした場合、結果的に望んだ状態にならない場合は直感で動いた方が悔いは残りません。
【大切なこと】
大切なことは相手も自分も良い状態になることを考えて言おうとしているということ。
傷つけるために言うのであれば、それは誰より最初に自分が傷つき、自分を傷つけていることに気付く必要があります。
相手のために、自分のためになると思っていることは、出し惜しみではなく、出し切ることが大切です。
自分はどのような生き様をしたいのか?そして『今』の生き方はその通りになっているのか?
自分に問いかけ、「悔」ではなく「快」をたくさん感じながら自分の人生を生きることは大切なことです。
愛の種はいっぱい蒔いてください。いつしかどこかで芽がでることを信じて。
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