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  • rsf390

理念は押し付けるものではなく実践するものそして

うちの理念は〇〇だからやってくださいね!

「理念は毎朝唱和しているのですけどねえ~」 「社員は理念をわかっていない!」 「理念がなかなか浸透しなくて」

誰のための理念ですか? 誰が実践したい理念ですか? 社員に押し付け、そのように行動しないことを嘆き、責めるための理念ですか?

それは理念ではないです。

私が営業として勤めていた時、まず探したのは自社の“特徴や良いところ”でした。そして次に探したのは“軸”でした。

軸と言うのはこの会社が目指しているところは何なのか?何を目的に存在しているのか?でした。

それはお察しの通り理念でした。

毎朝、唱和していましたが、自分が探していたものだと気づいた瞬間から、「そうそう この想いで活動すればいいんだ!とっても良いこと言ってる!」そう思うと胸のあたりから熱いものが湧き上がる感覚に毎回なっていました。

それは今も関わる皆さんにお伝えしていますが、熱いものが湧き上がる感覚、芯が通っている感覚、動かない軸が体の真ん中に通っている感覚、重心が丹田のあたりにある感覚です。

入社2~3年目のものがその感覚を得たのですから、それはその後の自分を突き動かす確かなものとなり、その理念を掲げている自社に誇りをもったものです。

ただその当時の部長に「理念は力が湧きますよね」と言うと、「あんなものは〇〇(作った方の名前)が勝手に作ったもんや」と言うのを聞いたときに「ダメだこりゃ」と思ったことは忘れられません。そして「どうして理念を大事にしない人が上司という役割を任されているのか??」と不思議でした。

部長職の人に理念が浸透していないのは ・教育が行き届いていない→大切さが伝わっていない、伝わるまで伝えていない、伝える人がいない ・役員やその人の上司が理念と行動の一貫性がとれていない→反発に変わる これらの理由だと考えられます。

とここで思うことは、多くの社員が理念を意識していなかった中で、2~3年目の人間が理念を自分の軸として動いていたことも事実です。

ということは上司が伝えきれなくても、毎朝唱和していたり教育を施されていたことで“知る”ことはできていたので自分のものにすることはできたということです。それは軸を求めていたからこそですが。

できることなら上司も同僚も仲間の誰もが、理念を合言葉にして話し合えたならどれほど良かったかと思います。

上司の一言で「ダメだこりゃ」と思った上司は関わった期間の最後まで自分の中では“ズレている人”という印象でした。

理念は押し付けるものではなく、語るものです。 そして語り継がれていくものです。

語るには、自分の中で何度も何度も何度も事あるごとに噛みしめてどんどん消化し、熟成し、身となり実践していることは必須ですしそうなるはずです。

そしてそれが『人育て』に繋がります。

どうぞ豊かに自分を育ててください。どうぞ豊かに人を育ててください。



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